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私学

私立学校の教員採用は、公立校とは違った形で行われます。公立校は、県の教員採用試験を受けた後、面接によって合否が決定します。ところが私学では、求人を公開することは、ほとんどありません。東京アカデミーや代々木ゼミナールといった名の通った予備校の講師などに、直接声をかけることもあります。かといって、私立学校の採用試験が行われないわけではありません。私立小学校をはじめ、私立中学、私立高校のいずれも、試験を実施します。私立学校の第一の目的は、学力を上げることにあります。当然、教員もそれに見合った学力が必要になるため、採用試験を行って実力を確認するのです。個別に声を掛けられたからといって、私立学校の教員採用が決まるわけではありません。採用試験への誘いがかかったというだけのことで、その先には公立校よりも難しい採用試験が待っています。

情報

私立学校の教員採用は、いわゆる非公開求人で行われます。ハローワークや一般の求人誌に掲載されることは、ほとんどありません。特定分野において優れている人は、非常勤講師として学校側から申し出があるケースもあります。一般的に私立学校の教員採用の情報を手に入れようと思ったら、インターネットなどの非公開求人のサイトを利用する方法もあります。また、ほとんどの私学にはホームページがあり、そこに求人情報などが掲載されているケースもあります。私立学校で教員になろうと思う人は、模試などを受けて準備をしておくといいでしょう。こういった模試や、私立学校の教員採用の情報の掲示板もあります。

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倍率

私立学校の教員採用の倍率は、決して低くありません。公開求人でないにもかかわらず、教師になりたい人間が殺到するからです。少子化に伴い、公立校は合併や廃校などが相次いでいます。反面、小学校からエスカレーター式で中学校、高校と進学できる私学は、人気があるといえます。バブル期ほど「お受験」が盛んではありませんが、中高一貫教育の私立学校の人気は、まだまだ高いものといえます。しかし、学力を重視する私学は、優秀な人材を求める傾向にあります。そのため求人情報は非公開で行われ、予備校や公立校から引き抜かれるケースも珍しくありません。私立学校の教員採用の条件も、公立校よりは厳しいといっていいでしょう。いくら優秀であっても、校風にそぐわないなどの理由で不採用になることもあります。私立学校の教員には、学力とともにイメージが求められます。